由来碑マップ
前
004女坂(若松町5)
次

この坂は、浅間山の頂上にある浅間神社への西側からの坂道です。勾配がおだやかなため、急な「男坂」に対して、この名がついています。
浅間山(標高80メートル)は、自然史的にみて特異な存在の山で、地質が付近の段丘地質と全く異なる御殿峠礫層から成っています。
これは多摩丘陵を構成する地質ですが、すでに武蔵野段丘や立川段丘が形成される前に古多摩川によって周囲を削り取られ孤立して残った侵食丘だといわれます。