由来碑マップ
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006かなしい坂(清水が丘3-35)
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この坂の由来は、玉川上水の工事と係わりがあるといわれています。玉川上水は、はじめ、府中の八幡下から掘り起こし、滝神社の上から東方へ向かい多磨霊園駅の所を経て神代あたりまで掘削して導水しましたが、この坂あたりで地中に浸透してしまったといわれます。責任を問われて処刑された役人が「かなしい」と嘆いたことからの名があるといわれます。この時の堀は、今も「むだ堀」「新堀」「空堀」の名で残っています。
由来碑は、東郷寺の北側、東郷寺通りから入る道がすぐ右手に分かれる坂道の角にあります。