由来碑マップ
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010御殿坂(本町1-17)
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この坂は、府中街道の一部を成しています。
坂の名は、徳川将軍家の「府中御殿」に由来します。府中御殿は、徳川家康が天正18年(1590)8月1日に江戸入城ののち、鷹狩や鮎漁などで府中へきた時に宿泊する所として現在の本町1丁目14番地に建てられたものです。この府中御殿は、正保3年(1646)の府中大火で焼失しています。その後、再建することはありませんでしたが、地名「御殿下」や坂名として残っています。