由来碑マップ
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051地名間嶋(住吉町3-71)
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間嶋(あいじま)は、現在の住吉町3・4丁目の一部(間嶋神社辺り)に集落の中心があった村落です。
この集落は本宿に属しており、『新編武蔵風土記稿』(幕末の地誌)には、「本宿村」の小字としてその名が見えます。もともと間嶋は青柳島(関戸橋の西方)にありましたが、多摩川の洪水で流されたために移転したと伝えられています。青柳島の住民の多くは、他所(国立市青柳)へ移住したようです。
地名の起こりは、不明ですが、古く、集落のあるところが河川との間の島のような中州であったことによるのかもしれません。延宝6年(1678)の検地帳には「相嶋」と記されています。