由来碑マップ
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060地名是政(是政3-7)
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是政八幡神社
是政(これまさ)は、現在の是政1・2・3丁目の一部(競馬場東側辺り、府中街道、八幡神社南側道路沿い)に集落の中心があった村落です。
古く、横山村と呼ばれていたと伝えられています。幕末の地誌『新編武蔵風土記稿』には「民家127軒」とあります。
地名の起こりは、井田是政という人名によるといわれています。地名に個人名がついているのは、中世の名田の名残りで、あるいは是政が井田氏を名主とする名田であったのかもしれません。東京競馬場内にある井田氏の墓地から鎌倉・室町時代の板碑が出土しており、井田氏が古くからの土豪であったことを物語っています。是政には、鼻取り地蔵の伝説で有名な西蔵院があります。