由来碑マップ
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059地名神戸(宮西町2-16)
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神戸(ごうど)は現在の宮西町2丁目の一部(旧甲州街道沿い)に集落の中心があった宿場の一部です。
この集落は番場宿に属しており、幕末の地誌『新編武蔵風土記稿』には「番場宿」の小名としてその名が見えます。神戸はもともと1つの区域でしたが、甲州街道の創設(慶安頃=1648〜52)によって南北に分かれたようです。
地名の起こりは、この地に郡家(コホド)があったことによるといわれています。神戸は郡家の意味で「コホド」と転訛して「ゴウド」となり、神戸の字があてられたようです。もともと神戸は、カンベあるいはカウベと読み、神社に属して租税を納入した民家のことです。
ここには、甲州街道に沿って老舗が多くあります。