由来碑マップ
前
069地名番場宿(宮西町5-6)
次

番場宿(ばんばじゅく)は、現在の宮西町2・4・5丁目の一部(旧甲州街道沿い)に集落の中心があった宿場です。この宿場は、もとの名を茂右衛門宿といいます。これは、この土地が名主茂右衛門によって開発されたことによります。番場宿と称するようになったのは寛永13年(1636)のことといわれています。幕末の地誌『新編武蔵風土記稿』には「家数103軒、(甲州)街道の左右に簷を連ね」とあります。もともと番場宿は、ハケ沿いの甲州古街道筋にありましたが新街道の設置(慶安頃=1648〜52)に伴なって移転したものです。
地名の起こりは、不明ですが、馬場の転訛とか、番所があったからとの説があります。
この地域には、高安寺、長福寺などの古刹があります。