由来碑マップ
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063地名下河原(南町4-29)
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下河原(しもがわら)の集落は、現在の南町4丁目の一部(下河原通り沿い)に中心があった村落です
この集落は、蓮光寺(多摩市)に属しており、『新編武蔵風土記稿』(幕末の地誌)には「蓮光寺村」の小名としてその名が見えます。古くは、1村をなしていたようです。
地名の起こりは、地形に由来するようで、『風土記稿』には「多摩川にそひたる飛地なり、地勢自づからひくきを以て、かく呼べるならん」とあります。「中河原」の下手(多摩川の下流)の集落とする説もあります。
下河原の区域(面積0.47平方キロメートル、人口350人、64世帯)が境界変更により府中市に編入したのは、昭和30年4月のことです。