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三千人塚 | 芝間(しばま)は、現在の南町1・5・6丁目の一部(芝間通り沿い)に集落の中心があった村落です。 この集落は本町に属しており、『新編武蔵風土記稿』(幕末の地誌)には「本町」の小名としてその名が見えます。芝間はもともと北側にある三千人塚(石仏塚、矢崎町2丁目)辺りの古い鎌倉街道沿いにありましたが多摩川のり流路の変遷に伴い南の地に移動したといわれています。三千人塚には、鎌倉中期(康元元年=1256)の板碑があります。 地名の起こりは、不明ですが、字義からみて、「芝地の場所」、すなわち「芝場(しばば)」が転訛したのかもしれません。かつて田圃だった辺りには、ふるさとの歴史や風土を学ぶ博物館があります。 |